沖縄戦終結の6月23日を控えた21日の午前、糸満市の県立平和祈念公園において、第2回慰霊祭が行われ、約40人が参加しました。
愛知和男元衆議院議員(環境庁長官、防衛庁長官を歴任)を始め、日台基金会発起人を7人を含め沖縄県在住者の外、東京、埼玉、大阪、和歌山、山口、熊本からの参加者がありました。
台湾からは2人の立法委員(日本の国会議員に相当)、台湾高座会、高雄市立戦争與和平紀念館、公益財団法人粟の穂原住民文化基金会の各代表の方々に加え、台北駐日経済文化代表処那覇分処(領事館に相当)からもご参加されました。
一行は「海ゆかば」の楽曲をとともに、祈念公園に入場し、最初に台湾人34名の名前が刻まれた「平和の礎」碑の前で、周倪安、葉津鈴両立法委員が献花、黙とうを行いました。
引き続き国立沖縄戦没者墓苑に移動し、愛知和男元衆議院議員、高座会李雪峰会長が献花、黙とうを行い「海ゆかば」を斉唱しました。
午後は琉球王国発祥の地、「浦添ようどれ」を見学し、休憩した後に沖縄県立博物館講堂で開催された「日台平和基金会第1回沖縄大会」(参加者100人)に合流しました。
なお、前日午後には台湾からの訪沖団一行は仲井間沖縄県知事を表敬訪問し、高座会李会長は旧交をあたためられました。
これらをふまえ、当面は沖縄現地スタッフが中心となって慰霊施設を建立する用地を確保するとともに、一般非営利活動法人日本台湾平和基金会を設立する取組を強化することを確認しました。
なお、以下のホームページに報告がアップされています。
http://nihontaiwanheiwakikinkai.blogspot.jp/
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