台湾蔡英文政権と日台関係
8月28日(日)午後1時より、大阪市難波市民学習センター第1研修室で開催され、産經新聞社の吉村剛史氏(元台北支局長)が『台湾蔡英文政権と日台関係』のテーマで講演した。
氏は「台湾の民放の世論調査では、蔡英文総統の就任百日時点の支持率は、馬英九・陳水扁政権の時よりも下がっている。中華民国としての体面を整えようとすると、本来の民進党の支持者がより独立色の強い時代力量に流れてしまうかもしれず、バランスが難しい」また「皆さん方が民間レベルの交流を盛んにすることが、日台関係の維持に役立つ時期だ。『いちばん好きな国は日本』という台湾人が56%もいる中で、台湾と上手に付き合っていくためには、台湾の歴史的背景と世界的地位の複雑さを理解することが大切だ」と解説。
また、事務局から3項目の報告等を行った。
1) 6月25日沖縄県糸満市の沖縄平和祈念公園で建立された 「台湾の塔」除幕式及び台湾出身戦没者第4回慰霊祭の報 告,建立主体の(社)日台平和基金会への支援の訴え。
2)7月16・17日に開催される宜蘭県の蘇澳冷泉節の報告。
3)グアム戦跡で知った歴史の学びと台湾との関係等。
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