台湾人として日本人に望むこと
昔からの台湾好きの方からすると、あまり感じられないかもしれませんが、今、ちょっとした台湾ブームが巻き起こっているように思いませんか?テレビ番組では台湾旅行特集が組まれたり、或は駅弁探しをテーマにアイドルが台湾を一周するなんていう番組も有りました。書店では台湾コーナーが作られ旅行以外のテーマでも台湾を深く追求しようと言う読者のニーズに答えたりしています。そんな世の中の動きを受けてか、台湾通や台湾好きの方々が徐々に増え、時には台湾を熱く語る老若男女を街中で見かけたりします。いま、このサイトを見て頂いているあなたもその一人かもしれませんね。
そんな流れに一石を投じる、という訳ではありませんが、では台湾好きの皆様にお伺いします。
台湾の方々は果たしに日本人をどう思っているでしょうか?旅行先での優しくしてくれた思いでだけで台湾人を理解した気になっておりませんか?折角盛り上がりを見せている日台交流。日本からの片思いでは千年の恋も台無しです。台湾人の思いにも耳を傾け本当の日台交流を造りあげる、今回の講演をそのような場にして頂ければ幸いです。
講師ご紹介
李久惟(リ ジョーウェイ)氏
1975年台湾高雄生まれ 拓殖大学客員教授。多言語文化研究会代表、日本李登輝友の会理事。専門は語学教育、歴史、比較文化、国際関係論、異文化コミュニケーション。2000年東京外国語大学卒業、台湾高速鉄道(新幹線)プロジェクトに従事。15言語以上を話すマルチリンガルであり、野球やサッカーの国際大会や沖縄国際映画祭などさまざまな分野における通訳・翻訳を経て、現在は通訳翻訳会社の経営に参画する傍ら、主に教育分野で語学講師・セミナー講師として活躍。さらには多くの国際交流事業や講演・執筆活動を行う。主な著書に「台湾人から見た日本と韓国、病んでいるのはどっち?」「台湾人が警鐘を鳴らす“病的国家”中国の危うさ」(共にワニブックスPLUS新書)、「本当は語学が得意な日本人」(フォレスト出版)、「日本人に隠された《真実の台湾史》」(ヒカルランド)等がある。
第2部 台湾と私 (ちょっと前のお話)
当日は2人目の講師として、台湾国際放送にもご出演されておられる杉中学氏もお招きし、ご自身の留学や仕事を通じ40年に及ぶ長い台湾との交流の中で感じられた『台湾』をご自身の体験から語って頂きます。
講師ご紹介
杉中 学(すぎなか まなぶ)氏
1956年生まれ。日本獣医畜産大学(現:日本獣医生命科学大学)在学時に父が単身赴任していた台湾を訪れたのが、台湾との関わりのきっかけ。大学卒業後、商社勤務の後、台湾師範大学国語教学中心で2年間中国語(北京語)を学ぶ。
帰国後、日本企業の台湾駐在員として台北・台南に駐在。その後友人と台湾現地紙の翻訳サービス「台湾通信」を起ち上げるも、ビザの問題から帰国。製薬会社の国際部門に在籍し、主に中国語圏のビジネスを担当、7年間の中国青島での駐在をはさみ、約25年奉職し、今年定年退職。
ノンフィクソン作家・門田隆将氏の「汝、ふたつの故国に殉ず」執筆に際しては、インタビューの通訳や資料の翻訳・分析などで協力している。中国語通訳案内士。
開催日程等
開催日程:2017年10月29日(日)
開始時刻:13:30〜16:45(13:00受付開始)
参加費: 1,000円
定員: 50名(先着順)
主催: 日本と台湾を考える集い事務局
e-mail: t.forum.kansai@gmail.com facebook: 日本と台湾を考える集い
講演会後に講師を交えた懇親会も予定しております(先着38名)詳しくは以下のコクチーズページで!
当日の講演テーマ
第一部 台湾人として日本人に望むこと
講師 李久惟(リ ジョーウェイ)氏
第二部 台湾と私 (ちょっと前のお話)
講師 杉中 学ぶ(すぎなか まなぶ)氏
開催場所
名称:伏見稲荷大社 参集殿
住所:京都市伏見区深草薮ノ内町68番地 伏見稲荷大社内
最寄り駅:
JR:奈良線「稲荷駅」より徒歩約3分
私鉄: 京阪本線「伏見稲荷駅」より徒歩約6分
参加申込みは↑
主催:日本と台湾を考える集い事務局
https://tsudoi-jptw.jimdo.com/
日本と台湾を考える集いは日台の相互理解の促進をめざし、関西を中心に活動をしている団体です。
日台の歴史・政治・文化等幅広い課題を取り上げ、学びの場として集いを開催しています。
連絡先:080-1403-3578(近藤)
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