「テレビやYouTubeでは話せない中国の実相」
講師:近藤大介 氏
【概 要】
台湾に関連して東アジアの情勢及び私たち日本人が意識しなければならない覚悟等。
【講師紹介】
1965年生まれ。埼玉県立浦和高校、東京大学卒。国際情報学修士。
講談社入社後、中国圏と朝鮮半島を中心とする東アジア取材をライフワークとする。北京大学に留学。講談社北京副社長を経て、現在、講談社『現代ビジネス』編集次長、コラムニスト。
『現代ビジネス』の毎週1万字の中国分析「北京のランダムウォーカー」は、連載730回を超え、日本で一番読まれる中国レポートとして知られる。他にも、『JBプレス』などで連載を持つ。ユーチューブ『ニュー速』の毎週の中国連載は、数十万人が視聴。テレビの中国解説も、ほぼ毎週こなしている。
2008年より、明治大学国際日本学部で「東アジア国際関係論」の講師を兼務。約350人の学生を抱え、学部一の「カリスマ講師」として知られる。
2019年に『ファーウェイと米中5G戦争』で、国際アジア共同体学会岡倉天心記念最優秀賞を受賞。NHKスペシャルの原作にもなった。
最新作の『尖閣有事-中国戦狼外交の行方』(中央公論新社、2024年6月)、『進撃のガチ中華』(講談社、2024年4月)、廣瀬陽子慶応大教授との共著『日本人が知らない! 中国・ロシアの秘めた野望』(ビジネス社、2023年)、『ふしぎな中国』(講談社現代新書、2022年)など、関連著書は36冊に上る。
また最近は、地上波の「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(朝日放送)に何度も出演している。
第1部 外交篇
-「もしトラ」現実味増大-
- トランプ大統領就任前の中国の対欧州戦略
- ハリス副大統領支持率上昇の影響
-米中関係の動向-
- ハリス氏の支持率上昇がもたらす影響
- トランプ氏の演説中の銃撃事件と習近平の対応
第2部 経済篇
-中国経済の現状と課題-
- ゼロコロナ政策、不動産バブル崩壊の影響
- 三中全会の曖昧な経済対策
- 習近平体制の経済政策
- 各政策の概要と影響を受けた層
第3部 政治篇
- 中国の内政
- 国内経済悪化と政治的安定性
- 主要な経済政策の影響
- 習近平の長期政権
- 経済政策とその政治的背景
第4部 中台
- 中台関係の現状
- 両岸関係の緊張とその背景
- 台湾の立場
- 台湾の対中政策と国際社会の反応
第5部 日中
- 日中関係の現状
- 政治的・経済的関係の変遷
- 将来の見通しと課題
特記事項
- 中国の対外政策
- 欧米との関係、グローバルサウスへの対応
- 習近平の外交戦略
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