ドキュメンタリー映画『湾生回家』がついに京都で公開されました!

今後の公開予定情報を追加しました。

昔、台湾は日本だった・・・

台湾の方々がなぜこんなにも親日なのか考えた事有りますか。

 

最近、渡辺直美さんや一青妙さんが台湾を紹介してくれておりますよね。それで台湾に興味を持ち、台湾に旅行しよう!あるいは実際に行ってみた!という若い方々も沢山いらっしゃるかと思います。そして、そこでふれあった台湾の方々や活気のある市場、美しい自然や街の風景に何処か懐かしさを感じた方も少なくないのではないでしょうか。台湾には日本の原風景が今も息づいています。

 

その理由は、、、きっと、この映画が教えてくれる事でしょう。湾生回家、ついに京都で公開です!



京都シネマ

四条烏丸下る西側

COCON烏丸3F

最寄り駅:阪急京都線 四条烏丸駅、地下鉄烏丸線 四条駅


公開スケジュール・時間

2016年12月17日(土)〜2016年12月30日(金)まで

●12月17日〜23日:12時05分開始、14時05分まで

●12月24日〜30日:12時40分開始、14時40分まで



第11回大阪アジアン映画祭の舞台挨拶の為に来日された黄銘正監督(左)と「集い」関係者とで会食をした時の様子(右)。


会食の際、映画にも出られておりました富永さんが戦時中に偶然遭遇した戦闘機の空中戦の様子を語られました。

 

なんとそれはあの台南の飛虎将軍の空中戦だったようです。



今後の公開予定

*1月28日のシネマテーク高崎では出演者による舞台挨拶を予定しております。

上映中
・京都 : 京都シネマ        12月17日(土)~
・東京 : 東京都写真美術館ホール  12月20日(火)~
・東京 : シネマート新宿      12月24日(土)~
・仙台 : フォーラム仙台      12月24日(土)~
・名古屋: 名古屋シネマテーク    12月25日(日)~

 

各劇場 上映スケジュール
・大阪 : 布施ラインシネマ     1月7日(土)~
・静岡 : シネギャラリー      1月7日(土)~
・山形 : フォーラム山形      1月7日(土)~
・富山 : ほとり座         1月7日(土)~
・鹿児島: ガーデンズシネマ     1月14日(土)~
・横浜 : シネマ・ジャック&ベティ 1月21日(土)~
・川崎 : 川崎市アートセンター   1月21日(土)~
・神戸 : 元町映画館        1月21日(土)~
・大阪 : シネヌーヴォ       1月21日(土)~
・大分 : シネマ5         1月21日(土)~
・大分 : 別府ブルーバード     1月21日(土)~
・広島 : 八丁座          1月21日(土)~
・沖縄 : 桜坂劇場         1月21日(土)~
・群馬 : シネマテークたかさき   1月28日(土)~

・岡山 : シネマクレール      1月28日(土)~
・札幌 : シアターキノ       2月4日(土)~
・岩手 : 盛岡ルミエール      2月4日(土)~
・岐阜 : CINEX             2月4日(土)~
・東京 : 下高井戸シネマ                      2月18日(土)~
・香川 : ホールソレイユ                      2月18日(土)~
・浜松 : シネマイーラ          3月4日(土))~
・宮崎 : 宮崎キネマ館         3月11日(土)~
・長野 : ロキシー           4月1日(土)~
・栃木 : 宇都宮ヒカリ座        4月1日(土)~

 

順次公開劇場
・広島 : シネマ尾道
・新潟 : シネウインド
・新潟 : 高田世界館
・愛媛 : シネマルナティック
・苫小牧: シネマトーラス
・甲府 : セントラルBe館
・長野 : 塩尻東座

 

・川越 : 川越スカラ座

 

 



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『湾生回家』について

『湾生回家』は真実の物語

「日本人が台湾人を軽蔑するかもしれない・・・」

悪い予感が『湾生回家』の映画監督、黄銘正氏の脳裏に過った。

 

 台湾で金馬賞にノミネートされたドキュメンタリー映画『湾生回家』のプロデューサー田中實加(陳宣儒)が、公開されている自身の身分が偽りであった事を告白。自身の出生は湾生とは繋がりも無く生粋の高雄出身の台湾人である事を認めた。それに対し当映画の監督を務めた黄銘正氏は1月2日、「日本人が台湾人を軽蔑しないかが最も心配である」との懸念を表明した。

 

 「『田中實加』の湾生ドキュメンタリーは一体いつ撮影が終了し上映される?」というFacebookのページで、2014年、その事実は明らかとなっていた。そこに投稿された日本の産經新聞の記者の記事よると次のような状況だ。

 

 田中は自身を日本語を話せない日本人であると紹介。幼い頃、母親が亡くなった後、6歳で祖母に連れられ青森へ。そこで育った後、台湾の養父と共に渡台したとの事であった。しかし、取材の中で彼女の生い立ちについて辻褄が合わないことに気づき、記者が疑問を問うた所、彼女は嘘をついていた事を認めた。

 

 黄氏は、彼女と湾生とを一緒にしないでほしい、それは不公平であると言う。湾生の皆様は黄氏を信じて取材を受けてくれ、撮影にも応じてくれたのである。黄氏が本日こうしてメディアの取材を受けたのは湾生の皆様とこのドキュメンタリー映画を護る為であるとのこと。

 

 黄氏は続けて言う。このドキュメンタリー映画の着想と陳宣儒女史とは無関係である、と。彼女が映画の為として提供した資料は断片的であり裏も取れず、また紹介された大部分の方々は既に亡くなっており、撮影の一助となるものは全く無かったという。従い、彼のチームが自ら取材を行い映画の素材を集めて行ったとのこと。皆様は先に本があり、それをもとに映画が作成されたと思っているかもしれないが、全くそうではなく、本の内容と映画の内容とは全く異なっており、更に言うと先に映画が有り後に本が出来た状況である。かつ、彼女はこの映画作成には関わっておらず、出資者として関係しているだけである、とのこと。

 

 

 最後に黄氏は訴える。この映画の主人公は湾生の方々であり、能く能く彼らの人生の物語に耳を傾けてほしい。湾生の無私の真心と今回の彼女の事を決して混同する事無きよう重ねてお願いしたい、と。

*当記事は1月2日に台湾の『民報』に掲載された記事を元に「集い事務局」が翻訳しました。

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順次開催!みんぱく台湾映画鑑賞会

 来る4月29日(火・祝)より大阪府吹田市にあります国立民族学博物館にて、「台湾映画鑑賞会 映画から台湾を知る」が順次催されます。

 

ラインナップは、

 

4月29日(火・祝)

 村と爆弾(原題:稲草人)  

   1987年 王童監督 

   北京語(日本語字幕)97分

   戦前の台湾の日常を描いた作品

 

5月6日(火・振休)

 超級大国民(原題:超級大国民) 

   1995年 萬仁監督 

   北京語、台湾語、日本語(日本語字幕)120分

   二二八事件とその後の政治的弾圧と向き合った台湾の人々を描いた作品

 

6月8日(日)

 童年往時 時の流れ(原題:童年往時)

   1985年 侯孝賢監督

   北京語、客家語、台湾語(日本語字幕)138分

   経済成長にともなる台湾化の中の外省人の経験を描いた作品

 

6月14日(土)

 海角七号 君想う、国境の南(原題:海角七号)

   2008年 魏徳聖監督

   台湾語、北京語、日本語(日本語字幕)130分

   現代の台湾社会の温度を感じさせる世代間関係を描いた作品

 

●上映時間:13:30開映 (開場13:00)

 

●場所:国立民族学博物館 講堂

    大阪府吹田市千里万博公園10番1号

 

●参加料:無料

     ※ただし、展示鑑賞券(一般420円)が必要です

 

●定員:450名

    入場整理券を10:00より講堂入口にて配布します。

    事前申し込みは不要です。

 

●主催:国立民族学博物館

 

●協賛:台湾文化部「台湾文化光点計画(supported by Dr. Samuel Yin)」

 

●協力:台北駐日経済文化代表処、台北文化センター

    福岡市総合図書館

    中影股份有限公司、萬仁電影有限公司

    ㈱マクザム

 

●問合せ先:国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係

       TEL:06-6878-8210

       (土日祝を除く午前9時~午後5時)

 

詳しくはみんぱくホームページにて。

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快挙!あの『サヨンの鐘(莎韻之鐘 )』が大スクリーンで見られる!

 大阪の単館系劇場、シネ・ヌーヴォさんが1月25日(土)より『生誕110年 映画監督・清水宏』という特集上映を組まれます。

シネ・ヌーヴォ
http://www.cinenouveau.com/

 この特集上映の2週目、2月1日~7日までの中の5日に、日本統治時代の台湾にてロケを敢行した松竹映画『サヨンの鐘』が上映されます。

 『サヨンの鐘』の内容に関しましては、下記のWikipediaを参照してください。
http://goo.gl/9ojUXY

 まさかこの作品が、製作70年後にスクリーンで見られるとは、夢にも思いませんでした。

上映スケジュールは下記の通りです。

2月2日 13:50より

2月3日 10:40より

2月4日 19:05より

2月6日 12:10より

2月7日 15:25より

ご興味がある方は、ぜひ劇場でご覧くださいね。

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待望のロードショー公開!『あの頃、君を追いかけた』

※この情報は、株式会社ザジフィルムズ様の許諾を得て、公開しています。
 写真提供:株式会社ザジフィルムズ様
        写真の無断転載はご遠慮願います

梅田ガーデンシネマ 9月21日(土)~終了時期未定
 9月21日(土)~9月27日(金) 12:00 / 14:10 / 16:20 / 18:30 (~20:25)
 9月28日(土)~10月4日(金) 12:10 / 14:20 / 16:30 / 18:40 (~20:35)
 10月5日(土)~ 時間未定
 鼎泰豐(ディンタイフォン)タイアップ企画あり。

神戸アートビレッジセンター 9月28日(土)~終了時期未定
 ※毎週火曜日休館
 9月28日(土)~10月11日(金) 14:40 / 18:30
 10月12日(土)~10月14日(月) 14:40
 イベント「中国茶つき、シネマサロン」10月5日(土)あり。
  (※要申込)

京都みなみ会館9月28日(土)~10月12日(金)
 9月28日(土)のみ 13:00 / 19:20
 9月29日(日)~10月4日(金) 13:00 / 18:40
 10月5日(土)~10月12日(金) 時間未定

 2011年台湾で公開、第24回東京国際映画祭でも上映された話題の青春映画がついに日本上陸!

 90年代の台湾中西部の彰化を舞台に、男女7人の青春を描いたこの作品、ギデンズ・コー監督が00年にインターネット上に発表し、その後ベストセラーとなった自伝的小説を自ら映画化したものです。

『あの頃、君を追いかけた』

914日より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

配給:ザジフィルムズ/マクザム/Mirovision

(c)Sony Music Entertainment Taiwan Ltd.

 

 コー監督はその後、台湾での今年の旧正月映画として大ヒットし、「変身」ブームを巻き起こした映画『變身(へんしん)』の原作も手がけています。

 筆者は当作を見る前に運良く『變身』を見ることが出来たのですが、失業したヒーロー役者の、ヒーローに対する熱い想いに感激。ストーリーテリングも上手いことから、当作にも熱く期待しているのであります。

 (『變身』は、ヒーローの造形が日本ではクレームを受けそうなので、たぶん日本では上映されないかもしれません。輸入ブルーレイなどで御覧ください)

 で、話を当作に戻しますが、当作も漫画「スラムダンク」や日本のアダルトビデオに熱中する高校生を描くなど、日本の文化が生活の中に溶け込んでいます。

 そういう意味でも、観客は日本の同世代と共通した体験を持つ台湾の当時の若者たちに共感を持てるのではないかと思っています。

 筆者は大阪アジアン映画祭にて『GF*BF』という台湾映画を見ましたが、こちらも高校時代に始まって大人の現在までを描く物語でした。

 

 『GF*BF』といい、当作といい、90年代に青春を過ごした世代が監督となり、自分たちの若かりし頃を総括している。ノスタルジーというには現代に近い時代ではありますが、ギデンズ・コー監督が伝えたい”青春”、それをこの映画で楽しみたいと思います。

 

                           (文責:李 大福)

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近々に上映される台湾関係映画のご案内

3月は台湾関係映画が相次いで上映されます。

この機会にぜひご覧ください。

【1】 台湾関係映画上映のご案内

(1)2月13日から上映中
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅in台湾」(日本)
~タイムリミットは3泊4日。魅惑の台湾で「乗り継げる」か?
テレビ東京の人気番組が台湾を舞台に映画化されました。
URL: http://www.rosenbus-movie.com/ 
大阪:なんばパークスシネマ 06-6643-3215 外
京都:MOVIX京都 075-254-3215 兵庫:神戸国際松竹 078-230-3580 外

(2) 第11回大阪アジアン映画祭上映作品

前売り券は2月20日(土)午前10時一斉発売
会場、時間は http://www.oaff.jp/2016/ja/ 

3月4日(金)・8日(火)「湾生回家」(2015年台湾)台湾国外で初上映です。
3月5日(土)・11日(金)「欠けてる一族」(2015年台湾)
3月5日(土)「私の少女時代」(2015年台湾)
3月5日(土)・13日(日)「雲の国」(2015年台湾)
3月6日(日)「The Kids(仮)」(2015年台湾)
3月5日(土)・13日(日)「あの頃、この時」(2014年台湾)

(3)シネヌーヴォ上映作品
料金・上映時間等はhttp://www.cinenouveau.com/
3月5日(土)から 「はるかなるオンライ山 八重山・沖縄渡来記」(2015年日本)
~戦前、台湾から石垣島に入植した台湾人の苦難の歴史
3月5日(土)から 「恐怖分子」(1986年台湾)デジタル・リマスター版
~エドワード・ヤン幻の傑作が蘇る。
3月12日(土)~31日(木)「老兵挽歌」(2011年日本)
台湾を舞台にドキュメンタリー映画を提供してきた林雅行監督作品
中国国民党軍に従軍した老兵が余生を異郷の地・台湾で過ごす物語。
3月12日(土)~18日(金)「呉さんの包丁」(2013年日本)
~国共内戦の地、金門島で砲弾から包丁を作り続ける呉さんの物語


台湾映画イベントのご案内

ドキュメンタリー映画『湾生回家』がついに京都で公開されました!

今後の公開予定情報を追加しました。

昔、台湾は日本だった・・・

台湾の方々がなぜこんなにも親日なのか考えた事有りますか。

 

最近、渡辺直美さんや一青妙さんが台湾を紹介してくれておりますよね。それで台湾に興味を持ち、台湾に旅行しよう!あるいは実際に行ってみた!という若い方々も沢山いらっしゃるかと思います。そして、そこでふれあった台湾の方々や活気のある市場、美しい自然や街の風景に何処か懐かしさを感じた方も少なくないのではないでしょうか。台湾には日本の原風景が今も息づいています。

 

その理由は、、、きっと、この映画が教えてくれる事でしょう。湾生回家、ついに京都で公開です!



京都シネマ

四条烏丸下る西側

COCON烏丸3F

最寄り駅:阪急京都線 四条烏丸駅、地下鉄烏丸線 四条駅


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『湾生回家』について

『湾生回家』は真実の物語

「日本人が台湾人を軽蔑するかもしれない・・・」

悪い予感が『湾生回家』の映画監督、黄銘正氏の脳裏に過った。

 

 台湾で金馬賞にノミネートされたドキュメンタリー映画『湾生回家』のプロデューサー田中實加(陳宣儒)が、公開されている自身の身分が偽りであった事を告白。自身の出生は湾生とは繋がりも無く生粋の高雄出身の台湾人である事を認めた。それに対し当映画の監督を務めた黄銘正氏は1月2日、「日本人が台湾人を軽蔑しないかが最も心配である」との懸念を表明した。

 

 「『田中實加』の湾生ドキュメンタリーは一体いつ撮影が終了し上映される?」というFacebookのページで、2014年、その事実は明らかとなっていた。そこに投稿された日本の産經新聞の記者の記事よると次のような状況だ。

 

 田中は自身を日本語を話せない日本人であると紹介。幼い頃、母親が亡くなった後、6歳で祖母に連れられ青森へ。そこで育った後、台湾の養父と共に渡台したとの事であった。しかし、取材の中で彼女の生い立ちについて辻褄が合わないことに気づき、記者が疑問を問うた所、彼女は嘘をついていた事を認めた。

 

 黄氏は、彼女と湾生とを一緒にしないでほしい、それは不公平であると言う。湾生の皆様は黄氏を信じて取材を受けてくれ、撮影にも応じてくれたのである。黄氏が本日こうしてメディアの取材を受けたのは湾生の皆様とこのドキュメンタリー映画を護る為であるとのこと。

 

 黄氏は続けて言う。このドキュメンタリー映画の着想と陳宣儒女史とは無関係である、と。彼女が映画の為として提供した資料は断片的であり裏も取れず、また紹介された大部分の方々は既に亡くなっており、撮影の一助となるものは全く無かったという。従い、彼のチームが自ら取材を行い映画の素材を集めて行ったとのこと。皆様は先に本があり、それをもとに映画が作成されたと思っているかもしれないが、全くそうではなく、本の内容と映画の内容とは全く異なっており、更に言うと先に映画が有り後に本が出来た状況である。かつ、彼女はこの映画作成には関わっておらず、出資者として関係しているだけである、とのこと。

 

 

 最後に黄氏は訴える。この映画の主人公は湾生の方々であり、能く能く彼らの人生の物語に耳を傾けてほしい。湾生の無私の真心と今回の彼女の事を決して混同する事無きよう重ねてお願いしたい、と。

*当記事は1月2日に台湾の『民報』に掲載された記事を元に「集い事務局」が翻訳しました。

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順次開催!みんぱく台湾映画鑑賞会

 来る4月29日(火・祝)より大阪府吹田市にあります国立民族学博物館にて、「台湾映画鑑賞会 映画から台湾を知る」が順次催されます。

 

ラインナップは、

 

4月29日(火・祝)

 村と爆弾(原題:稲草人)  

   1987年 王童監督 

   北京語(日本語字幕)97分

   戦前の台湾の日常を描いた作品

 

5月6日(火・振休)

 超級大国民(原題:超級大国民) 

   1995年 萬仁監督 

   北京語、台湾語、日本語(日本語字幕)120分

   二二八事件とその後の政治的弾圧と向き合った台湾の人々を描いた作品

 

6月8日(日)

 童年往時 時の流れ(原題:童年往時)

   1985年 侯孝賢監督

   北京語、客家語、台湾語(日本語字幕)138分

   経済成長にともなる台湾化の中の外省人の経験を描いた作品

 

6月14日(土)

 海角七号 君想う、国境の南(原題:海角七号)

   2008年 魏徳聖監督

   台湾語、北京語、日本語(日本語字幕)130分

   現代の台湾社会の温度を感じさせる世代間関係を描いた作品

 

●上映時間:13:30開映 (開場13:00)

 

●場所:国立民族学博物館 講堂

    大阪府吹田市千里万博公園10番1号

 

●参加料:無料

     ※ただし、展示鑑賞券(一般420円)が必要です

 

●定員:450名

    入場整理券を10:00より講堂入口にて配布します。

    事前申し込みは不要です。

 

●主催:国立民族学博物館

 

●協賛:台湾文化部「台湾文化光点計画(supported by Dr. Samuel Yin)」

 

●協力:台北駐日経済文化代表処、台北文化センター

    福岡市総合図書館

    中影股份有限公司、萬仁電影有限公司

    ㈱マクザム

 

●問合せ先:国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係

       TEL:06-6878-8210

       (土日祝を除く午前9時~午後5時)

 

詳しくはみんぱくホームページにて。

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快挙!あの『サヨンの鐘(莎韻之鐘 )』が大スクリーンで見られる!

 大阪の単館系劇場、シネ・ヌーヴォさんが1月25日(土)より『生誕110年 映画監督・清水宏』という特集上映を組まれます。

シネ・ヌーヴォ
http://www.cinenouveau.com/

 この特集上映の2週目、2月1日~7日までの中の5日に、日本統治時代の台湾にてロケを敢行した松竹映画『サヨンの鐘』が上映されます。

 『サヨンの鐘』の内容に関しましては、下記のWikipediaを参照してください。
http://goo.gl/9ojUXY

 まさかこの作品が、製作70年後にスクリーンで見られるとは、夢にも思いませんでした。

上映スケジュールは下記の通りです。

2月2日 13:50より

2月3日 10:40より

2月4日 19:05より

2月6日 12:10より

2月7日 15:25より

ご興味がある方は、ぜひ劇場でご覧くださいね。

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待望のロードショー公開!『あの頃、君を追いかけた』

※この情報は、株式会社ザジフィルムズ様の許諾を得て、公開しています。
 写真提供:株式会社ザジフィルムズ様
        写真の無断転載はご遠慮願います

梅田ガーデンシネマ 9月21日(土)~終了時期未定
 9月21日(土)~9月27日(金) 12:00 / 14:10 / 16:20 / 18:30 (~20:25)
 9月28日(土)~10月4日(金) 12:10 / 14:20 / 16:30 / 18:40 (~20:35)
 10月5日(土)~ 時間未定
 鼎泰豐(ディンタイフォン)タイアップ企画あり。

神戸アートビレッジセンター 9月28日(土)~終了時期未定
 ※毎週火曜日休館
 9月28日(土)~10月11日(金) 14:40 / 18:30
 10月12日(土)~10月14日(月) 14:40
 イベント「中国茶つき、シネマサロン」10月5日(土)あり。
  (※要申込)

京都みなみ会館9月28日(土)~10月12日(金)
 9月28日(土)のみ 13:00 / 19:20
 9月29日(日)~10月4日(金) 13:00 / 18:40
 10月5日(土)~10月12日(金) 時間未定

 2011年台湾で公開、第24回東京国際映画祭でも上映された話題の青春映画がついに日本上陸!

 90年代の台湾中西部の彰化を舞台に、男女7人の青春を描いたこの作品、ギデンズ・コー監督が00年にインターネット上に発表し、その後ベストセラーとなった自伝的小説を自ら映画化したものです。

『あの頃、君を追いかけた』

914日より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

配給:ザジフィルムズ/マクザム/Mirovision

(c)Sony Music Entertainment Taiwan Ltd.

 

 コー監督はその後、台湾での今年の旧正月映画として大ヒットし、「変身」ブームを巻き起こした映画『變身(へんしん)』の原作も手がけています。

 筆者は当作を見る前に運良く『變身』を見ることが出来たのですが、失業したヒーロー役者の、ヒーローに対する熱い想いに感激。ストーリーテリングも上手いことから、当作にも熱く期待しているのであります。

 (『變身』は、ヒーローの造形が日本ではクレームを受けそうなので、たぶん日本では上映されないかもしれません。輸入ブルーレイなどで御覧ください)

 で、話を当作に戻しますが、当作も漫画「スラムダンク」や日本のアダルトビデオに熱中する高校生を描くなど、日本の文化が生活の中に溶け込んでいます。

 そういう意味でも、観客は日本の同世代と共通した体験を持つ台湾の当時の若者たちに共感を持てるのではないかと思っています。

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